ケータイに地震予知情報が届く日


 「15秒以内に、震度6以上の地震が起こる可能性があります」――。こんな地震の予知情報を携帯電話へ発信する技術の実験が、来月、三重テレビ放送とKDDI、気象情報会社ウェザーニュースにより行われる。

 携帯電話に緊急地震速報を送る実験は気象庁でも2004年2月から始めているが、その内容がメールによるものなのとは異なり、三重テレビ放送らが行うのは、地上デジタル放送の電波に乗せるもの。実用化のめどは、携帯電話向け地上デジタル放送が始まる2006年度だ。

 気象庁の「緊急地震速報」が編集されており、初動を感知すると「どこに」「いつ」「どのくらいの震度の揺れ」が到達しそうか、という予測を流す。ただ、発生と揺れがほぼ同時に起きる直下型地震では予知が間に合わないという。


 携帯電話の画面には、震度や時間をイラスト化したピストグラム=写真=が表示され、音声による注意喚起も行われる。地震があった後も、引き続き震源地や震度、津波の危険性などが送られる。

 放送用電波を使う理由は、基地局が壊れるなどして通信網が切断されても、受信が可能なため。今回の実験では、情報の見せ方や、通信と放送による情報の取得、受信者の心理的反応も検証される。

 三重テレビ放送の別所正章技術局長は「KDDIの携帯電話にある、GPS(全地球測位システム)やナビゲーションの機能を使えば、揺れがおさまったあとに最寄りの避難場所までの誘導もできるのでは」と話している。

こんな記事を発見!
本当に地震情報がメールできたらすごいが
あと15秒で地震が来ますといわれても、結構無理な気がする…
みんなパニくるだけじゃないか?
でも実用されればもっと改良されるんだろうけど